不動産コンサルティングの成功例 1
埼玉県所沢市 / 土地342坪 (片側2車線道路が交差する南西角地)

郊外型カフェ「オランダ坂珈琲邸」

オーナー様の希望と不安

投資の負担が軽く安定した定期収入が得られる契約を希望

同時期に別な保有地で建物賃貸借契約を結び、多額の資金投資をした直後だった。

地域に貢献できる土地の利用を希望

駐車場や近隣に点在するフランチャイズ店舗は新鮮味に乏しく、地域の活性化が望めない。誘致したカフェ店舗は堅実なビジネスを展開する企業の新業態で、近隣に類似業態が存在せず、路面店第1号という新鮮味もあり、事業撤退リスクも低い。

賃料の値下げリスクへの不安

建物込みの契約の場合、撤退を理由にテナントが有利になるケースが多いが、借地契約の場合、もともとオーナーの初期投資がほとんどないため、オーナー側に有利になる。

土地が返還されないリスクへの不安

旧借地借家法は店子のメリットが大きかったが、平成4年の新借地借家法の施行で、事業用定期借地が可能になり大家のメリットが拡大した。

カフーノートからのご提案

ご提案1

建物を保有する「建物賃貸借契約(リースバック方式)」ではなく、収益は少し下がるが更地で返還される「事業用定期借地契約」を提案。初期投資、賃料値下げリスクを回避できた。

ご提案2

出店希望企業の最新情報を管理する独自のデータベース(常時約600案件をストック)と幅広いネットワークから、最適なテナントを吟味し、ジャストなタイミングで提案できたことで、短期間の成約と出店が実行され、オーナー様ばかりでなく、テナント企業の事業計画の実現にも貢献できた。

ご提案のポイント

地域貢献ができる土地利用というオーナー様の希望を実現できるテナントを誘致すること。その際に事業用定期借地契約では、体力のある企業を誘致することが重要になる。

安定した集客力と売上で出店コスト以上の利益をあげる企業パワーと万一の場合でも減価償却費による損金を他事業の利益と相殺できる黒字経営の企業であれば出店事業の長期継続が見込めて、オーナー様のリスクを最小限にすることができると考えた。

出店までの経緯

  1. 現地訪問
  2. オーナーさまの意向確認
  3. テナント選定
  4. テナントの意向確認
  5. 出店計画確認 / 条件摺合せ
  6. 予約契約 / 書類作成
  7. 成約
  8. 出店

出店後の評価

テナントは周辺住民に日常的に利用され、好感度も高く、繁盛している。

また、地域に新しいコミュニティーの場を提供し、生活環境の向上に貢献している。

オーナー様の具体的なメリット

以前よりも安定的な収入を確保できたことで、いざと言うときに備える安心の引き出しが増えたこと。

駐車場と比較して、些細な契約書類の確認作業や収入変化に伴う税務関連作業から解放され、日常のストレスも軽減された。

また、地域貢献ができたことで精神的な充足感を得ることができ、自分や家族にとっても、新しく立ち寄れる場所が増えたことで、生活に広がりと楽しみが増えた。